
日に日に、天狗のことが氣になりだした僕は、天狗に会いたい!という氣持ちも強くなりました。
しかし、当時の僕は、ヒーリングやリーディングを仕事にしているとはいえ、普段の普通の状態で、人のオーラや過去生や守護霊が視えたりする人ではありませんでした。
目を軽く閉じて、対象者をイメージすることで、その人のオーラや過去生や守護霊が、思い浮かぶタイプだったのです。
何としても肉眼で見たい!天狗に会いたい!!と思っていた僕は、シャーマンの師匠から教わった、「第三の眼」を開く呼吸法を、日々練習しました。
そして、ついにその時がやってきます!
僕の予定(予想?)では、天狗信仰のある山奥や、神社仏閣で遭遇すると思っていたのですが、2018年2月の新月の朝、代々木公園を「第三の眼」を開く呼吸法をしながら散歩していたところ、ふと、数メートル先の空に強いエネルギーを感じます。
なんだ!?なんだ!?と見上げたら、今度はそのエネルギーの塊が、シュッ!と公園に降りてきました。
初めはボンヤリとしたエネルギーの塊でしか捉えれていなかったのですが、そのエネルギーの塊が、大きな人型であること、そして顔のあたりが赤いことに氣がついたときに、はっきりとした天狗の姿を肉眼で見ることができました。(正確にいうと、第三の眼と、通常の両目の両方で見ている感じです)
まさか代々木公園で遭遇するとは思っていなかったので、呆然としていると、天狗が近づいてきて、天狗の団扇で僕の頭や肩のあたりをパタパタと仰いで、
「うむ!」
と一言呟いて、また一瞬で、空に飛び去っていったのでした。
いろいろ話したいことや聞きたいこともあったのに、ファーストコンタクトは、こんなシンプルなものだったのです。
しかし、この日を境に、僕の身の回りに変化が起きだします。
次回へ続く
