
皆さんは人と比べてしまい苦しくなることはありますか?
例えば私は、魔法学校に入学してから様々な素晴らしい能力をお持ちの先生方や先輩方と触れ合う機会があり、スピリチュアルな世界が広がったからこそ、いわゆる「上には上がいるんだなぁ」と言う事実を目の当たりにして、自分の能力がちっぽけに思えたりすることがありました。
私は現在、魔法学校の校長先生を務めるYuriko先生から授業を受けています。
Yuriko先生を筆頭に、彼女から授業学んだ生徒さんやそこから先生になった方たち、そしてその先生たちから授業を受けている生徒さん達からなるグループのことを『チームYuriko』と呼んでいます。
そのチームYurikoで、先日ワークショップが行われ、その中でも周りの人たちのスピリチュアルな能力と自分の能力を比べてしまうというテーマが扱われました。
そのワークショップがきっかけで、「あぁ、人と比べてしまうのは私だけではないのだ」と気づいてほっとしたことを覚えています。
「自分だけではない」ということに気がついてほっと安心することもできますし、私が学生時代に出会った本田健さんという方の書籍にも、こういった安心につながるメッセージがありましたので、皆さんにもご紹介させていただきますね。
それは、
『幸せまでの距離は、すごいなぁと感じるあの人も、私も同じ』
というものです。
初めてこういった趣旨のメッセージを書籍で受け取ったとき、私は大変ほっとしました。
人と比べることって、終わりがないですよね。比べようと思ったらいつまでも誰とでも比べることができます。
例えばライバル意識が湧いて「よし負けないぞ!」という気持ちで頑張ることができるのなら比べることも良いのかもしれません。
あるいは、能力に長けた素晴らしい人と触れ合うことで「私もあんな風になりたい」という気持ちから自然と努力することができるかもしれません。
だけど、もし人と比べることで体がぎゅっと縮こまったり、しんどい気持ちになっているのならぜひ上記のメッセージを思い出してほしいと思います。
「幸せまでの距離はあの人も私も同じ。」
どうでしょう?
不思議とほっとしませんか?
何かができる/できないとか、能力が長けているかどうかで幸せまでの距離が遠くなったり近くなったりするわけではないのです。
そのことに気づいたとき、今私たちの目の前に「ある」モノに、そしてその豊かさに意識が向かうから不思議です。
私たちの幸せは、きっと、今目の前にあるモノに気づき、その豊かさを味わうところから始まると思います。