みなさん、こんにちは。
Peace activistのディアナです。
前回の記事『内観ができない時はコレ!』でも書いたように
今回の投稿では
『感情を感じ切る方法』
こちらをお伝えいたしますね♪
よく、心のことを調べていると
〔インナーチャイルド〕とか〔インナーアダルト〕
という言葉を聞いたことがあると思います。
これがあるから、
・前に進めない
・自己評価(セルフイメージ)が低くなる
・物事がネガティブに偏っていく
・孤独感を感じる
・本来の力が出ない
・自分を見失っていく
など、と言われています。

でも大きく見たら、いつその出来事が起こって
自分の中で処理しきれなかった感情が残ってしまったか
それが、子供の頃なら ー インナーチャイルド
それが、大人の頃なら ー インナーアダルト
と分類分けをしているだけのことなのです!
もしこのワークをするとなったときは
一番思い出しやすい出来事からやってみることをお勧めしています。
そして、それは1つや2つではないかも知れません。
更に言えば、過去世の記憶だったりすることもあるので
何度もやることなのだと思っておいてください。
1回取り組んだだけで、全てが改善するということは殆ど無いと思って良いでしょう。
一番大切なことは、
【その全てを感じ切らないと進めないという訳ではないということです】
1つ1つを感じ切ることで、自分の中で変化していくので
以前は、許せなかったことや
いつまでも心に残っている出来事を
何度か他のワークをこなした後に見ていったとき
そこまで感情が残っていないという現象が起きてくるからなのです。
ワークを進めて、心の力をつけていくと
このこと自体が内観にも繋がっていくことでしょう。

【感情を感じ切るワーク】
①テーマを決める
まず始めに、今一番思い出しやすくて
まだまだ心の中に残っている感情にフォーカスを当てて
その出来事を整理していきます。
書き出し方は、5W1Hで
when ーいつ
Where ーどこで
What ー何が
Who ー誰と
Why ーなぜ
How ーどのようにして
簡潔に書き出す。
(誰かに見せるものではないので、自分がわかれば良い)
②何が一番嫌だったのか、どんな感情が残っているのかを書き出す
③ 相手に何を言いたかったのかを思い出す
このワークは、書き出してもいいし
言葉に出しても良いです。
直接相手に言う必要は全くありません。
この③のワークで、その時のことを思い出して
その時に戻ったように行います。
例えば、職場でマウンティングされていて
直接は何も言えないけれど、心にモヤモヤが消えないとします。
そのような場合のワークの進め方は
①
when ー 先月から
Where ー 職場で
What ー マウンティングされている
Who ー上司から
Why ー 上司のミスを私のせいにされて、それを上司に伝えたことが引き金になったようで
How ー ちょっとしたことで、私を人前で責めるようになった
②
正直に言っただけなのに、逆ギレされて言い返せず悔しかった。
③
私は悪くない!
パワハラだ!訴えてやりたい!
人としてどうなの!
上司として無能!上に立つ資格なし!
もっと部下を敬ってよ!
自分の否を認めて謝って欲しい!
↑
これをやるときは、『こんな悪い言葉を使ったらいけないのではないか』などと自分を止めないこと。
どんな感情でも、心に湧いてきたものは止められないので、そのまま出してしまうのが一番健全です。
③のワークをやり切ることが、感情を感じ切ることとなります。
言いながら涙が出るかもしれません。
その気持ちを止めないように、感じ切った時
ふか〜いため息が出たり、泣き疲れたりしたら
ワーク終了です。

やりきったと感じたら、もう一度思い出したとき
始めにモヤモヤしたのとは、ちょっと違って感じることができるでしょう。
このワークを一人でやる自信がない人は、セッションを受けることをお勧めします。
あなたの心が晴れやかになっていくことを願っています。